第13シーズンが軸?ーーどもマリを愉しむ②
前回はこれ
どもマリの私的見解はこれ
「科捜研の女」は現在17シーズンが終了。
しかしながら、土門さんが登場したのは第5シーズンです。
小林稔侍さん演じる木場警部は大好きだし、武藤さんを演じるゆるキャラ的な立ち位置(笑)の内藤剛志さんも好きですが、やはり私にとっての「科捜研の女」は第5シーズンからだなと思います。
そのころからどもマリ的要素は満載なんですけど、いまは紆余曲折を経たあとの信頼関係が強固に築かれた後の2人なので、正直第5〜11シリーズくらいまではテイストが違うなあと思うんです。
いまの「科捜研の女」が好きなら第11シリーズからがおすすめ
「科捜研の女」で唯一DVDが発売されている第7シーズンもいいのですが、そのころの科捜研のメンバーっていまとぜんぜん違うんですよ。
日野さんや乾くんとかって、最初からマリコさんに必ずしも好意的に接するだけの人たちではなかったですよね。
それだけに重要な人物だともいえます。だって日野所長は現在唯一マリコさんの暴走をなんとか食い止められる良き上司であり、乾くんは反発しながらもやはり一番マリコさんを助けていた部下としてはピカイチな存在に変わりないんですから。
これはマリコさんとぶつかってきたからこその関係性だからなんだろうなって。
あと、そのころはマリコパパが所長なのでやはり雰囲気が違います。
私がいまの「科捜研の女」のテイストをそのまま味わいたいなら第11シーズンからじゃないかなと思います。
第11シーズンは乾くんが卒業して相馬くんが加わり、スペシャルでマリコパパがいなくなり宇佐見さんと入れ替わります。
私はこれがどもマリがさらに距離を縮めた転換期だと思ってるんですよ。
自分の記憶があやふやなので整理しようと思ったんだけど、11シリーズ途中までは乾くんも榊パパもいるので、2011のスペシャルで日野さんが所長になるのはこのドラマにおける転換期だろうなぁ。#科捜研の女 pic.twitter.com/MHh3sLg5XI
— Missy (@Missy0786) 2017年3月1日
第6、7シーズンあたりをみると、マリコさんとパパは同居してるので、どうしてもパパとのシーンが多いんです。
で、土門兄妹も同居設定でしたよね。美貴ちゃんは第10シーズンごろまでレギュラー。
そして、マリコさんには乾くんがいるように、土門さんには権藤くんがいましたしね。権藤くんは第12シーズンまで。
お互いにそれぞれのフィールドでの支えがいるって、いまとはちょっと違うなと思います。
まだマリコさんが揺れていた第12シーズン
第12シーズンはなんといっても芝管理官かなアと。
彼女があれだけ頑なになるのは理由があったわけですが、マリコさんは確実にシンパシーを感じていたわけですね。
ただ、土門さんはちょっと警戒していたわけです。それがスペシャルでパパも戻ってきてすごい展開になっていくわけですが……。
12シーズン登場の芝管理官て、マリコさんがシンパシーを感じてるキャラだから、危険視してる土門さんとはシリーズの最初から捉え方が違って、そこが最終話にどもマリがぶつかる原因になるんだけど、ホントに最終話は本当に内藤さんの細かい芝居に痺れるよ、、、#科捜研の女 pic.twitter.com/gxboTVlsns
— Missy (@Missy0786) 2017年2月28日
第12シーズンの最後は、芝管理官が疑われる話なんですけど、
マリコさんは芝管理官の正義を信じるがあまりに彼女を疑いもしない。それが土門さんには許せないわけです。
それでぶつかるんですけど、このオチをつけるところで、お互いの想いをアイコンタクト一つで確かめ合うところは最大級のどもマリ萌えポイントでおすすめ。
ただ、このころはまだ真実を追い求めるためにまったくぶれないマリコさんはそこまで確立されてないんですね。
お互いが唯一の、第13シーズン
そして、第13シーズンになって2人にとって重要な人物、佐久間刑事部長が去ります。
佐久間部長は第5シーズンで土門さんを所轄から府警にひっぱりあげた人物なので、どもマリを引き合わせたといっても過言ではないわけです。
で、いまの藤倉部長に比べたら本当に好き勝手やらせてたわけですよ。
だから、 彼がいなくなるということは今まで通りの2人ではいられなくなる、14シーズンにおける苦難の始まりだったわけです。
そこで12シーズンに芝管理官が登場、13シーズンは佐久間部長がいなくなり、14シーズンまで藤倉部長との闘いが続き、その間に彼氏彼女くらいの関係性が夫婦の域に、、、土門さんの名言たくさんあるもんね(^^;; この過程がどもマリファンをさらに増やした気がするわ。#科捜研の女 pic.twitter.com/tm2ZqSIu6r
— Missy (@Missy0786) 2017年3月1日
佐久間部長という、お互いに頼れる絶対的な存在がいなくなったこと
それぞれの現場で新しいメンバーと関係性を築いていかなければならなくなったこと。
そしてなにより、自分たちのやり方を貫き通すために藤倉部長と闘わなければならくなったこと。
土門さん、めちゃくちゃ攻めた発言が増えます(笑)。
「捜査と鑑定は親子や夫婦みたいなもの。(中略)俺はお前との会話をやめるつもりはない、いいな?」のくだりはもはやどもマリのバイブルといっても過言じゃないよねぇ。もはや、告白かよっていう笑。#科捜研の女 pic.twitter.com/bs4zO3F4gs
— Missy (@Missy0786) 2017年3月1日
これがどもマリ萌えを増やした要因になったのではと思いますねー。
第13シーズンは第10シーズンから出ていた泰乃さんから亜美ちゃんにバトンタッチ。
日野所長が中心となってマリコさんの暴走をすこしでも止めつつ、宇佐見さんや相馬くん、亜美ちゃんが「マリコさんなら最後まであきらめずに真実をつきとめるはずだ!」と信じて疑わない感じはいまのシーズンに一番近いですね。
去年、再放送をよくBSやCSでみてましたけど、第13シーズンって繰り返し放送されていたんですよね。いまの「科捜研の女」を観て欲しいと思ったら、これが一番いい宣伝にはなるかもなあと思いました。
過去を遡ることは楽しい!
第11シーズンからみても十分どもマリ的には楽しいです。
第5〜10シーズンはいまのような絶対的なチームワークは科捜研にいつもあるわけじゃありませんが、佐久間部長の存在とか、日野所長が昔どうだったのかとか、やっぱり気になるポイントがたくさん出てくるんですよね。
なにより、どもマリの関係性が築かれていく過程を思い返すなら絶対に避けては通れません。
昔のほうがね、彼氏彼女っぽいんだよね。若さもあったかもしれませんけどww
ゆっくり続きを書けたらなと思います。第14シーズン以後ももちろん楽しいし!